mbedのEclipse開発環境

プロジェクトの作成

まずmbed cliでプロジェクトを作成する。

$ mbed new TEST_PROJECT

main.cppファイルを作成し、 一度mbed cliコンパイルする。(おそらくこれをする必要はない)

$ cd /path/to/TEST_PROJECT
$ mbed target NUCLEO_F303RE
$ mbed toolchain GCC_ARM
$ mbed compile

コンパイルできることを確かめられたら、

$ mbed export -i eclipse_gcc_arm -m NUCLEO_F303RE

としてEclipse用のプロジェクトを作成する。

その後、Eclipseを起動して、 「File -> import -> C/C++ -> Existing Code as Makefile Project」から作成した プロジェクトを開きToolchain for Index Settings<none>を選択して開く。 「Project -> Build Project」でコンパイルすることができる。

これでmbedをEclipseで開発することができる。

ファイルの分け方

C++のクラス等を別のファイルに分けた場合、 Makefileを編集する必要がある。 (エラーでundefinde referenc toと出る。)

例えばTestClass.hTestClass.cppとファイルを分けた場合、 Makefile

OBJECTS += ./TestClass.o

を追加する必要がある。

小技

Eclipseでの開発環境でオンラインで公開されているライブラリを つかいた場合は、プロジェクトのディレクトリで

$ mbed add http://....

としてライブラリを追加したあとMakefileを編集する必要がある。

どのようにMakefileを編集すればわからない場合は 一度mbed cliで別のプロジェクトを作成しライブラリを追加した上でEclipse用に exportし、この時作成されたMakefileと見比べれば編集する箇所がわかる。

注意事項

一部ピンの名前がmbed公式ページと違うことがある。(offline環境に限らず) 困ったときは、Peripheral.cの中身をみて確認したほうが良い。